鉱物展示場
  ★コーブツって何だ?
 鉱物は、おんなじモノが、おんなじように並んでできている
水晶群晶
 ここに水晶があります。
みんなピカピカで綺麗ですが、どれも形が違うように見えますね。


でも実は、水晶は“珪素”と“酸素”がくっついてできた“珪酸”というものからできていて、どこをとって分析しても、ぜんぶ珪酸でできているんです。
化学的、物質的に均一
 しかも、原子の並び方もみんなおんなじだし、硬さや重さ(比重)、それから光の屈折率もほぼおんなじです。見た感じが違っているのは、周りの環境の違いによって形が変るだけで、化学的・物理的にはまったく“均一”。
 

これが鉱物というものであります。
 
   鉱物は無機物だ!
 そうなんです、鉱物は無機・・・エっ?
 「無機物って何だ」だって?

 え〜それはですね、生き物または生き物を直接かたち作っているモノでないモノ、まあ例えばタンパク質は有機物だけど、ダイヤモンドは無機物ってわけです。
 
鉱物は硬い!?とは限らない
コップの水 自然水銀は液体だけど、上の条件を満たしている
立派なコーブツ。

 あ、それから“水”も鉱物です。
知ってましたよネ?
鉱物が集まったものが岩石だ
鉱物は、地球の表面の殻(地殻)をつくっているモノで、これが沢山固まったのが“岩石”。

 そう、云わば「個人」が鉱物で「群衆」が岩石ってとこかな。
 
  鉱物は地球の一部だ!
 美しいダイヤも水晶も、鉱物はみんな地球の地殻を作っている仲間です。
地球僕たちや動物たちの命を育む土台になっている、この地球の表面は、4000種以上もの鉱物でできています。

貴方のまわりにいっぱい転がっている石ころも、やっぱり鉱物でできている地球の一部なんですよ。
 
 さて、では次に地球の鉱物の主役「地球」について紹介しましょう。
    水晶の秘密
水晶群晶水晶のモトはマグマの中に
 先ほど鉱物の紹介でちょっと触れたように、水晶は“珪素”と“酸素”がくっついてできた“珪酸”というものからできていますが、その珪酸は、いったいどこから発生するのでしょうか?
 それは、火山噴火の時に吹き出してくる、あの「マグマ」に含まれていたのです。火山噴火
 マグマは地表に吹き出すと急激に冷やされて固まり、「溶岩」になりますが、元は流動体だったマグマから分離した水分(熱水)は、「岩漿水」と呼ばれ、それ自体が珪酸そのものなのです。

 このマグマの水分が地層の割れ目を通ったり、岩の凹み等に溜まったりすると、永い永い時間をかけて珪酸分が定着し、やがて結晶して水晶になります。
 
水晶とメノウはおんなじモノでできている!
メノウカット でも、珪酸でできているのは水晶だけではありません。実はメノウも珪酸でできている、つまり水晶の仲間。“エッ!見た目がゼンゼン違うよ”と云われそうですが、そうなんです。

 珪酸分が、岩の凹み等に溜まって沈殿・固化してできた珪酸のカタマリがメノウ。この場合、メノウの内部に珪酸が純粋結晶し、水晶ができます。
 そう、水晶は珪酸がまったく純粋無垢に結晶した状態のものなのです。
水入りメノウ
 ちなみに、“水入りメノウ”と呼ばれる、内部にマグマの水分がそのまま残されているメノウもあり、昔ブラジルでは、その水を飲むと長生きすると伝えられていたそうでが ? かえってお腹を壊さないかシンパイ!?
 
 水晶をよく見ると・・・
水晶条線 水晶の外側に、細〜く刻んだような横の縞模様がありますネ。これが「条線」と呼ばれる水晶の成長線で、いわば木の年輪のようなもの。

 水晶は、らせん状に成長していくため、このような横の縞模様がつくといわれており、加工したり磨いたりしていない自然の水晶には、必ずこの条線が見られます。
 
 水晶に色がつくのはナゼ?
水晶の種類無色透明の水晶もいいけど、アメジスト(紫水晶)やローズクオーツ(紅水晶)、シトリン(黄水晶)も綺麗ですよね!

 その発色の秘密は、それぞれの水晶によって違いますが、例えばアメジストの紫色は、昔はマンガンが含まれるためと云われていましたが、今では微量の鉄分による色だと考えられています。

 ローズクオーツのピンク色は、その原因としてルチルが含まれていることが多いようです。
 シトリンの黄色は、もともと花崗岩から出る極くわずかな放射線とアルミニウム・イオンの関係で黒っぽい色に変化した「煙水晶」が、退色して黄色になったものと云われています。